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ポーリング博士

コシラック

koshiluck

「骨盤補正二段ベルト」に関する学術資料・各種エビデンス等の紹介

(協力:株式会社ユー 商品部研究開発課、大阪府立大学、岡山大学、和歌山大学、シンガポール国立大学、大阪大学、その他)


「骨盤補正二段ベルト(コシラック)」における代替医療効果(2)

2011年11月、金沢市の石川文京会館で開催された「日本代替医療学会・学会集会」で発表された「骨盤補正二段ベルト」の代替医療効果について、その一部をまとめて構成したものです。


「変形性関節症」への「骨盤矯正二段ベルト」の応用

【目的】多段性骨盤矯正ベルトの装着による、一次性変形性関節症(OA)の改善への効果を検討した。
インターロイキン1β(IL-1β)の濃度がOAの病因および進行に相互関係を有することは周知の通りである。
そこで今回、被験者の滑液中におけるIL-1βの濃度を測定し、多段性骨盤矯正ベルトの装着によるOA改善に対して果たす役割りについて検証する。

【方法】成人のOA被験者8名および対照群となる半月板損傷患者7名から、膝関節 の滑膜と滑液を採取した。滑膜中のIL-1βの発現を免疫組織化学染色で解析し、滑液中のIL-1βの濃度をELISAで測定した。

【結果】OA被験者における滑膜中のIL-1βの発現と滑液中のそれらの濃度は、半月板損傷患者の場合よりも有意に高かった(P<0.05)。
しかし、約6ヵ月を超える多段織骨盤矯正ベルトの装着によって滑液中のIL-1βの濃度は有意に減少した。

【結論】多段性骨盤矯正ベルトの装着は滑液中のIL-1βの濃度を減少させる。
このことから、多段性骨盤矯正ベルトの装着は、OAの病因および進行阻止に重要な役割を果たしている可能性がある。

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多段繊骨盤矯正ベルト装着による変形性膝関節の改善の理論 多段繊型骨盤矯正ベルト装着によるOA被険者(n=8)の膝滑液中におけるIL-1βの濃度の変化
脳下垂体の位置 daiai_2
一次性変形性関節症(OA)の例 多段織骨盤矯正ベルト装着による変形性膝関節炎の改善例(被験者:46歳女性/装着期間32週,左:矯正前,右:矯正後)
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「変形性関節症」への「骨盤矯正二段ベルト」の応用

【目的】「恥骨結合難解」とは、妊娠後期および分娩時に恥骨結合軟骨が弛緩する際、その程度が過度であったり、あるいは恥骨結合難解が損傷を起こしている状態であり、自発痛や著名な圧痛を示す。歩行困難になる場合もある。骨盤は妊娠により、生理的に弛緩状態となるが、弛緩の程度がはなはだしい時や巨大児の出産や狭骨盤の産婦に発症しやすい。
今回、「恥骨結合難解」の発症が骨盤の歪みに起因することに着目し、多段織りを特長とする骨盤矯正ベルトを(PAT №5913410,USA、PAT №2134902,JAPAN、PAT №3530787 JAPAN、№3542566,PAT №3974690,JAPAN)被験者に着用させ、その作用を検討することを目的とした。

【方法】被験者は、「恥骨結合難解」を発症した出産後1年を超える2名の女性(31歳:被保険者A及び35歳:被保険者B)とした。
いずれの被験者も、多段織骨盤矯正ベルト(PAT №5913410,USA、PAT №2134902,JAPAN、PAT №3530787 JAPAN、№3542566,PAT №3974690,JAPAN)をその推奨方法に従い装着した。尚、いずれの被験者も、入浴を除く全ての時間において当該ベルトを装着した。
尚、いずれの被保険者も、入浴を除く全ての時間において当該ベルトを装着した。
レントゲン撮影は、1.5T MRI 64-Lanes Multi-slice CTにより行った。

恥骨結合難解の事例
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【結果】本研究の骨盤矯正ベルトの3ヶ月の着用により、恥骨の間隔は、被保険者Aにおいては8mmから0.2mmへ、被保険者Bにおいては6mmから1mmとなった。
いずれの被保険者においても、本研究のベルトの装着による皮膚炎症または、けゆみは見られなかった。

【結論】多段織り骨盤矯正ベルトの適切な装着による「恥骨結合難解」への有効性が示唆された。

恥骨結合難解(重度)の被保険者(28歳女性)の多段織骨盤矯正ベルトの装着による解消
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「恥骨結合難解」とhGH

「骨盤矯正二段ベルト」の着用によってhGH濃度が増加し、「恥骨結合難解」の改善に役立つことが確認されている。 (Pacifichem2010=環太平洋国際科学会議)

「恥骨結合難解」が起こる理由としては様々な定説があるが、有意な定義として「hGHの濃度減少説」がある。これは近年の食生活と連動していると云われている。
「ラッピング」と呼ばれる「恥骨結合軟骨」の「擦り合わせ」には、hGH起因細胞の存在が必須であるが、hGHに伴った当該細胞群の枯渇は「恥骨結合難解」の発生と直結する。

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多段織骨盤矯正ベルトの装着に伴う血液中の人成長
ホルモン濃度の変化
A:26歳男性,B:71歳女性,C:62歳女性,D:46歳男性 (ELISA測定は抗hGH結合DIDおよびDIG結合PODを 用いたhGH ELISAキット(Diagnostics)により行った)
恥骨結合難解におけるスキーム